02.26.2005
タシスム讃

「闇の中に咲くあだ花というイメージは、彼の絵のみでなく、彼の存在をも意味する。オーストリアの世紀末の画家、グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの影を背負って、現代に生きる画家としてのフンデルトワッサーには、あだ花という言葉が一番よく似合っている。」 池和田侑子『闇から生まれた色』
フンデルトワッサーの絵に、エゴン・シーレとパウル・クレーの影響があることはすぐわかったけど、シーレよりも純粋で、クレーよりも生命力がある、と僕は思った。
02.09.2005
大きい道

拘束されるな
追従するな
定規で引いたものには不信を
直線は胸に抱くな
個性的であれ
自由であれ
創造的であれ
そして何よりも色彩豊かであれ
そうすれば何者にも脅かされぬであろう
なぜなら
そうしてこそ
打ち負かされることも
打殺されることもないからだ
フンデルトワッサー
02.08.2005
フンシャル

戦後のジェネレーションの美術作品で本当に面白いと僕が感じるのは、中西夏之とフンデルトワッサーの絵画しかない。僕は作品を創らないという戦略をとっている。僕にはその道しかなかった。しかし彼らの作品は、「それは戦略の一つでしかないんだよ」と僕に告げているような気がする。
02.06.2005
リグリアの太陽

自分が革命的であるとは考えていない。
革命的である人とは、戦う人だ。
私は戦いを好まない。
ただ、私は何一つ壊すことなく、すべての人々のために出口を見いだしたいと思うのだ。
誰一人として、本当に誰一人も、傷つけることのない発展を創りだしたいのだ。
すでに存在しているものを土台として、伝統をより立派なものに徐々に変えていくのだ。
フンデルトワッサー